石に愛着を持ち、古い柱石をよみがえらせることが出来ました。
2018年4月28日
こんにちは!石昭石材店の杉田です。今日も快晴の良い天気になりました。早くも今日からGWに突入の方もおられることと思います。少しでも休日が続くとわくわくしますね!私的には、朝から商談があり、現場打ち合わせがあり、まだまだ修業の身で、「お蔭様で」お休みがいただけませんが・・・。そんなそんなで、今日はお墓ではないですが、石の修繕作業について述べさせていただきます。築後50年程度経過しているのでしょうか大きな柱を受けている柱石ですが、その重みの影響か?はたまた材料、品質の劣化なのか不明ですが、角の部分に風化状態が現れていました。
弱く劣化した部分や、今後表面化してきそうな部分を浸透剤で補強し、凸凹になった部分に同じ石材を細粉し、石専用接着剤で修繕していきます。
現地での作業(取外しが出来ないので)は想像以上に困難でした。
この状態で、電動工具を数種類使い分け、元の状態に復元していき、
砥石で手加工の上、艶出しをしていきました。わずか一つの石で砥石が半分ほどに擦るヘリましたが、修繕箇所の姿が消え、お施主様に喜んでいただきました。