お彼岸前にお墓を美しく(とても人気の雑草対策と巻石修繕工事!
2019年9月15日
こんにちは!お盆前からお彼岸直前の期間にブログの更新ができませんでした。すみません。お彼岸までの仕事もめどが立ち最新情報をお伝えいたします。早いところでは8月末には稲刈りを終えていますが、周辺の奈良盆地のほとんどは間もなく稲刈りシーズンを迎えます。車でドライブしていると豊かに稲穂を垂れた田園風景が見られます。秋の訪れを感じる風景です。
先日、工事の依頼をお受けしたのは、墓地を囲んでいる縁石(私たちは巻石とよんでおります)が上下に2段積みされている上の石が外側にズレて、あわや倒れそうになっているお墓の修繕工事です。
石と石のジョイント部が離れており、ジャミ石が崩れ落ちていました。このようになる原因は土圧の負荷に石が耐えることが出来なくなったことや、地震活動による経年劣化が考えられます。上下の石と横のつながりを強固にすることで対応しようと思いました。
ジャミ石を取り除き、一旦、巻石を外して、再度施工し直しました。従来は、セメントで接着されていたようですが、私どもでは耐震性の高い弾性の接着剤で施工しました。石と石の取り合いも耐震性弾性コーキングを施しました。
キッチリと施工して工事を終えました。次に雑草対策の工事依頼です。
雑草も放置しておくと巻石を動かすほどの力があります。雑草の根で巻石が外側にズレてしまっています。
雑草を手で抜き、玉石と土をまずは取り除きます。
既存の土を搬出して、根を完全に取り除きます。
墓石が建っていますので狭い箇所で、作業が手間取りますが、この作業がとても重要です。
キッチリと雑草の根を取り除きました。
砕石を敷き詰め、押し固めます。
全体にコンクリートを流し込むのではなく、水抜きと空気抜きを兼ねた貫通穴を設けます。
コンクリートを練り上げます。
墓地内にコンクリートを流し込み、下地がきれいにできましたので、あとは玉石を敷き詰めて完成です。今は巻石の修繕や墓地内の雑草対策がとても多いです。キッチリとしていますと、気持ちよくお墓参りができると思います。とても人気のある仕事です。
きれいに仕上がりました。「これでいつまでもお墓が美しく、お墓参りが気持ちよくできます」というお言葉を頂戴しました。良かったです!