秋の晴天続く中、基礎コンクリート部にお水をかけにまわっています!なんのこと?って思われる方必見です!
2022年10月29日 こんにちは!石昭石材店の代表の杉田です。10月も残すところ2日間となり、今年もあと2か月となります。「光陰矢の如し」月日の経つのが年々早く感じますね!年のセイなのか、時代の流れが早くなったのか、つくづく実感します。近所の藤原旧跡にコスモス畑ができ、大勢の人がお花見にお越しになられています。今がまさに見ごろ!
背後の耳成山も美しい!
コスモス(秋桜)満開です!今回は当社の基礎工事について少しお話させて頂きます。ご存知の通りコンクリートはセメントと砂と砂利(「ジャリ」=現在は砕石)に水を加えてかき混ぜ、練り上げて作ります。練り始めは「どろどろ」の状態ですが、やがて硬化して、やや硬くなり、時間とともに「カチカチ」となります。この過程で重要なことが大きくは2つあります。一つは温度。低すぎても、高すぎても悪影響を与えます。で、もう一つは「水」です。コンクリート(=セメント)は、水と化学反応を起こして固まる(=水硬性)ものです。なので、「水」が不足すれば、十分に固まらないということになります。化学反応を起こす初期段階でたっぷりと「水」を与える必要があるのです。運よく、雨が降れば良いのですが、今週の様に晴天が続けば、人為的に水を与えることが必要です。以下の写真は、コンクリートを流し込んだ翌日に園地に出向き、水を撒いた写真です。
その1 (2022年10月15日施工)
その2 (2022年10月21日施工)
その3 (2022年10月29日施工)
現場状況により多少は異なりますが、1回あたりバケツに4~5杯の水を撒きます。基礎コンクリートは、長い年月にわたり重い石碑を支える重要な構造物です。丈夫に、頑強に作り上げるために何度も現場をまわり散水します。心を込めて作り上げる当社の基礎工事を「百聞は一見に如かず」是非現地をご覧ください。案内はお気軽にお声がけ下さい。
石昭(いししょう)石材店 杉田
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