まほろばの地石!記念碑として生まれ変わります。
2017年9月21日
こんにちは!石昭石材店の杉田です。昨日からお彼岸に入り、一段とにぎやかさのあるお墓となってきました。早い方ですと16日からお墓参りをされて、やはりピークは23日でしょうか?23日は彼岸の中日さんで、私どももその日に合わせた開眼法要が3件かさなっています。きれいにお花が添えられたお墓を見ると、なんとも心が落ち着きます。さて下の写真ですがいかがですか?(なにが?ってお感じになられる方も多いと思います)この石!実は明日香祝戸近郊に多く見られる「飛鳥石」という花崗岩です。石舞台の石、亀石の石って言うと「ああー見たことある!」とおっしゃられると思います。この飛鳥石、結構、造園石材や手水石(神社入り口の手を清める水溜の石)、記念碑、歌碑に人気のある石なんです。わたしどもでは以前に、オーストラリアのキャンベラにある公園のモニュメントに約1.5トンのこの飛鳥石を輸出したり、大学の創立記念碑にしたほどの玄人向けする石です。
荒々しさと黒や白の斑点が特徴です。
切削し、研磨して仕上げると青っぽい総柄の中に、先ほどの黒玉や白線状の柄が浮き出て参ります。大和の街並みにどっしりと納まる飛鳥石は、なんとも風格ある存在です。
石昭石材店 杉田勝也