お墓ではございませんが、京都市内での坪庭工事をいたしました。

２０１７年１１月４日

こんにちは！奈良県一円でお墓の仕事をさせていただいています石昭石材店の杉田です。秋は行楽シーズンですが、観光名所が多い京都は大勢の人が訪れる国内屈指の地です。日本各地はもちろんのこと、世界各地からの観光客で大賑わいです。今日は、その京都で坪庭の工事を行いましたのでご紹介いたします。

玄関入ってすぐの腰窓下から望む様子です。手前の鬼瓦は以前の建物から引き継いだ大切な瓦です。

まわり廊下の掃き出し窓からの坪庭の風景です。沓脱石は京都産鞍馬石、延石は岡山県産北木石、木曽鉄平石を配列し、北木石の「知足つくばい」から灯篭と、大海に浮かぶ浮き島をイメージして、天川産青石を伊勢砂味の海で囲みました。

こちらは旧家を陶板に焼き付けした標石。ひっそりとお庭の片隅に「この地の歴史を後世に残す」重要な意味付けの役石です。

お建替え前からお預かりしていた織部灯篭と手水石、無事カエル石に清水や清滝の川石も見事によみがえりました。（こちらは当店は石の提供のみ）